新座市上下水道部様 電動機冷却システム
様々な省エネシステムがありますが？
概要
本システムは「電動機冷却装置＋冷風ダクト」を一括制御し、配水ポンプ運転時にコイルに間接的に冷風を当て電動機効率を上昇させ運転経費を１０～１５％削減させた画期的な設備です。
冷却水は配水池から取り入れ熱変換効率を高め、給排気量を大幅に低減し、近隣への騒音発生を極力抑えました。
電動機を運転すると、内部に必ず損失による発熱が起こります。温度が上昇するとその上昇は数十分～数時問後に一定の温度に達します。 周囲温度と機器の温度との差を温度上昇といいます。 この値が高くなりすぎると、絶縁物の劣化を早めたり、焼損したり、軸受や整流子などを損傷することがあります。 そこで絶縁種別ごとに、電動機各部の温度上昇限度が決められています。
温度上昇と電動機寿命は、巻線の絶縁で決定されることが多く、普通絶縁材料は10～20年の使用に十分耐えられるように設計されていますが、 使用温度が8～10℃上昇するごとに寿命は半減するといわれています。
